2008年 06月 27日
セントレア空港視察 |
昨日(6月26日)は、名古屋のセントレア空港へ視察。羽田空港の国際線ターミナル建設にあたってユニバーサルデザインによる整備を進めるため、先進事例の見学である。
昨晩やや飲み過ぎの身体を引きずって、朝早く東京を発つ。
セントレア空港は、障害のある当事者とワークショップによって長い検討を積み重ねてつくった、ユニバーサルデザインでは日本で一番進んでいるといわれている空港である。
総勢、30名ほどのグループだが、place店主はNHKの宮本さんという聴覚に障害のある方とチームになって空港見学。名鉄の中部国際空港駅から、まったく段差なしで出発カウンターまで行くことができる。出発カウンターも大きなサインとわかりやすい空間構成で、これなら迷わずに使うことができるだろう。
それでもチェックの後に、視覚障害、車いす利用、聴覚障害等の立場の方から、感想を聞くと、まだ改善の余地があるという意見が出される。
たとえば、2階が到着ロビーで、3階が出発ロビーとなっているが、どちらにも駅からスロープで行くことができるので、自分が今到着か出発かどちらの階にいるのか、一瞬わからなくなる、という視覚障害の方からの指摘があった。動く歩道を降りるときに「3階出発ロビーです」という音声案内が必要ということである。
他にも、動く歩道の乗り降りのタイミングがとりづらい、とか、人がいるインフォメーションまでの誘導など、いくつか意見が出され、ユニバーサルデザインは、スパイラルアップ(すこしづつ良くしていく取り組みの継続)が必要であることを実感。とはいっても使いやすい空港で、こんな空港ならうれしいと思ったのは事実でした。(by F)
昨晩やや飲み過ぎの身体を引きずって、朝早く東京を発つ。
セントレア空港は、障害のある当事者とワークショップによって長い検討を積み重ねてつくった、ユニバーサルデザインでは日本で一番進んでいるといわれている空港である。
総勢、30名ほどのグループだが、place店主はNHKの宮本さんという聴覚に障害のある方とチームになって空港見学。名鉄の中部国際空港駅から、まったく段差なしで出発カウンターまで行くことができる。出発カウンターも大きなサインとわかりやすい空間構成で、これなら迷わずに使うことができるだろう。
それでもチェックの後に、視覚障害、車いす利用、聴覚障害等の立場の方から、感想を聞くと、まだ改善の余地があるという意見が出される。
たとえば、2階が到着ロビーで、3階が出発ロビーとなっているが、どちらにも駅からスロープで行くことができるので、自分が今到着か出発かどちらの階にいるのか、一瞬わからなくなる、という視覚障害の方からの指摘があった。動く歩道を降りるときに「3階出発ロビーです」という音声案内が必要ということである。
他にも、動く歩道の乗り降りのタイミングがとりづらい、とか、人がいるインフォメーションまでの誘導など、いくつか意見が出され、ユニバーサルデザインは、スパイラルアップ(すこしづつ良くしていく取り組みの継続)が必要であることを実感。とはいっても使いやすい空港で、こんな空港ならうれしいと思ったのは事実でした。(by F)
by phoosuken
| 2008-06-27 10:00
| 地域情報